こんにちは。欅組です!!
今回は都内車庫工事の板金工事について報告です✨
木造部分がおおかたできてきたら屋根の工事に移ります。まずは野地板の上にルーフィングをひいていきます。ルーフィングとは屋根から雨漏りをしないように使う防水のためのシートで下葺き材とも呼ばれます。
基本的には屋根本体や板金部分の外から見える材料で雨などの水の浸入を防ぎますが、老朽化や暴風雨により雨水が浸入することがあります。その水をさらにブロックする役割なのがルーフィングです。
この2段構えの防水によって雨水の浸入を防ぎます。
ルーフィングをひき終えたらガルバニウム銅板とポリカーボネートで仕上げていきます。
ガルバニウム銅板(欅組通称:ガルバ)ですが、他の銅板よりザビにくく腐りにくい材料です。加工がしやすく耐熱性・熱反射性を兼ね備えています。
ポリカーボネート(欅組通称:ポリカ)はガラスのような透過性を持ちながら紫外線や衝撃に強いプラスチックです。
今回の工事では道路側をガルバで、奥の方をポリカで仕上げました。今回の車庫は面積が広いため、全面ガルバで仕上げてしまうと内部が暗くなってしまいます。半分だけポリカにすることで雨は防いで光は取り入れることができます。
ガルバもポリカもカラーバリエーションがあります。最終的にはお施主さんに決めていただくのですが、我々の方でもオススメの色を決めでご提案をするので大変難しかったです。
最後は道路側に軒樋を通して屋根の工事は完了です。