こんにちは、欅組です!

今回はオフィス803の天井について報告します。

天井を剥がすまえ

今回の工事でネックだった天井。最初は既存の天井の上から仕上げの板を貼る予定でした。しかし、以前にあった雨漏りの跡や場所によっては剥がれおちてしまっている部分もあったため、既存の天井材を全て撤去することに。

天井材を剥がすと腐った木部があらわに

コンクリートがあらわになった天井は今後のメンテナンス面も考えてあらわしのままに。

コンクリートがむき出しに

かわりに照明器具や仕切りの指示や基準になるよう格子状に梁を吊りました。

格子状の梁

今後もしも雨漏りなどの問題があった場合対応を素早くできるだけでなく、天井を塞ぎたいと思っても対応ができるようになりました。

また、間仕切りも梁までの高さまでになるため、空間は分かれていても人の気配(声や光)は感じられるようになっています。

異業種の交流により、地域の活性化も狙っていく施設を目指すため、建築面でも細かな工夫を加えていきます。